企業投稿がバズる3要因

ようやくぼちぼちのPVがでるようになりました。みなさまいつもありがとうございます。

さて、先日の記事で触れた「企業アカウント⇄不特定多数」のメカニズムについて、今回は掘り下げていこうと思います。

前回の記事はこちらからどうぞ。
ソーシャルでよく云われる「共感」とはなんぞや?

ただし、ここに書かれていることに、真新しいところはないかもしれません。

なので「むっちゃ読み込んでバズに使ったろ、頼むで!」という変な期待はお持ちにならないようにしてくださいね。

企業投稿がバズる3要因

バズにはポジティブなものと、ネガティブなものがありますが、ここではポジティブなバズだけに着目します。

で、結構多くの企業アカウントのツイートを見てきて、「こういうアカウントでこういう投稿すると、よくバズってるよね」という傾向が見えてきました。

これをぎゅっと凝縮して、「企業投稿がバズる3要因」を列挙したいと思います。

その1:企業・ブランド・商品の人気度が高い

一般的に“人気のある”企業・ブランド・商品に関するツイートは、バズりやすい傾向にあります。

反対に、当たり前のことですが、世間の評判がよくないブランドや商品のことを呟いても、ネガティブな意味でバズることはあっても、ポジティブな意味のバズりはほぼないでしょう。

ソーシャルメディアは人々が集まって形成しているので、人気なものはもてはやされ、不人気なものは淘汰されることは想像に難くないと思います。

ただし、未発表の新商品などは別です。
入念に市場調査やユーザー調査を行った商品であれば、次に挙げる「話題提供力」という部分でバズる可能性はあると思います。

(でも発信する企業アカウントが不人気だったりすると、これも難しいかもです。ブラック企業が秀逸で画期的な商品を発表してツイートしても、逆にネガティブな声が集まる気がしますよね)

その2:「誰かに話したい」と思わせる話題提供力がある

適当な言葉をかざしてますが、要はそのツイート自体が話のネタになるか、誰かに話したくなるようなネタかという側面です。

これをもう少し深く考えると、「ニュース性の高さ」と「意外性のインパクト」になるような気がします。

ニュース性の高さというのは、例としては「新商品が出た」というツイートや「キャンペーンやってるよ!」などなどです。
「あー、これ新聞に載ってそう」「お昼のニュースで流れてそう」みたいな何かです。

もうひとつの「意外性のインパクト」ってやつで、「ニュースになってそうだわ~」というのはなく、「えっ、そういう風にまとめる!?」とか「そういう視点か!すげー」みたいな感情を引き出すような何かと捉えてます。

こういう要素が「ねえ、これ知ってる?」とか「すごいの見つけちゃったんだよ、見てくれ」みたいな心理を呼んで、バズになってるのではないでしょうか。

その3:コンテンツに共感できる

最後の要素は、うまい言葉がなかったので仕方なく「コンテンツに共感できる」としました。

共感の4次元でいうと「共感的関心」でしょうか、見栄えのよい写真を見てかわいい」「美しい」「おしゃれ」「流行り」「面白い」のような感情を引き起こす何かです。

みっつ挙げた中ではもっとも手軽に意識できるところで、これがうまくマッチして「インスタ映え」が流行語に選ばれるまでになったのではないでしょうか。

むすびに

以上が主なバズ要因で、これに「反応を直接呼びかける」だとかのテクニックが組み合わさって、さらにバズを助長している気がします。

この3要素がないのに、テクニックを使ってバズらせようだなんていうのは愚の骨頂なので、まずは上記を意識してコンテンツづくりに取り組んではいかがでしょうか。